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HBD-H42Vミニカバンで車中泊しながら各地を旅行。愛車のメンテナンスと、源泉かけ流し温泉を中心に各地の名所巡りを紹介。

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霊場 恐山

地図とアクセス

恐山は、青森県むつ市大字田名部にあるカルデラ湖「宇曽利山湖」を中心に取り囲む外輪山の総称、霊場であり、固有の名前の山ではない。
通常、霊場恐山と言えば、宇曽利山湖の北にある伽羅陀山菩提寺の敷地内を指す。下北半島国定公園に指定されていて、日本三大霊場のひとつである。

大祭典や秋祭りにイタコの口寄せ…所謂、死者の霊を自身に乗り移らせてその言葉を語る…が行われるが、これは戦後に行われるようになったもので、菩提寺とは関係ない。


恐山菩提寺前に広い無料駐車場がある。
中には温泉が無料開放されているので、タオルを持って行く方が良い。
忘れたら、受付で断れば、駐車場まで戻って取りに行かせてもらえる。
恐山菩提寺の無料駐車場

三途川の太鼓橋

「霊場 恐山」は、宇曽利山湖の北東部に面した場所に位置する。
宇曽利山湖は剣山の噴火で形成されたカルデラ湖で、水質は酸性であり、生息する魚類はウグイ1種類のみである。
宇曽利山湖

途中にある川に掛かる、小さなそり橋には「三途川」とある。
この川の名称は正津川であるが、別名を三途川と言う。
三途川 太鼓橋

目指す「霊場 恐山」はこの先にある。行く途中にるので、寄ってみると面白い。
宇曽利湖

恐山 伽羅陀山菩提寺

恐山の開山は862年、開祖は天台宗を開いた最澄の弟子である円仁であると言われる。
円仁は慈覚大師とも言われ、最後の遣唐使として唐に留学した1人で、短期留学であったため、のちに今で言う不法滞在をして修行し、9年6か月後に日本に帰国した。
この期間に円仁が書き綴った、日本人による最初の本格的旅行記「入唐求法巡礼行記」は、歴史資料としても高く評価されている。

この菩提寺の他にも、円仁が開山したと言われる寺は東北、関東を中心に数百存在する。
受付で参拝料500円を支払い、総門を通って中に入る。
恐山菩提寺総門

最初の門である総門をくぐると、はるか先に山門が見える。
入った第一印象は、一言で言えば殺風景。いわゆる、お寺お寺していないところが気に入った。
恐山菩提寺 山門までの道

山門まで歩くと、そばには地蔵菩薩。
周辺には小石が積み上げられ、風車が挿してある。
恐山菩提寺 山門

山門の奥にはさらに参道が続き、突き当りには本尊安置地蔵殿が見える。
参道左右には「恐山温泉」冷抜の湯、古滝の湯、薬師の湯が、離れた東側には花染の湯があり、自由に入浴が出来る。自分の目的は主にこれだ。
恐山菩提寺 本尊安置地蔵殿までの参道

本尊安置地蔵殿。装飾のないシンプルな造りに好感を持てる。
菩提寺の御本尊は地蔵菩薩。
恐山菩提寺 本尊安置地蔵殿

本尊安置地蔵殿から総門方向を見る。その向こうには、大尽山、小尽山、屏風山がそびえる。
宇曽利山湖は山門で見えない。
本尊安置地蔵殿からの山門

恐山 地獄めぐり

恐山が全国的にも有名なのは、ここのせいだろう。
本尊安置地蔵殿の西側すぐ隣にある噴気地帯。俗に言う地獄。階段を登って奥まで歩くと…。
霊場 恐山 地獄への入口

不動明王が安置されている。

不動明王への道の途中から。この高さまで来ると、宇曽利山湖が見える。
霊場 恐山 地獄からの菩提寺

至る所から噴気が出ていて、辺りには硫黄臭が漂う。場所によっては立ち入り禁止のロープが張られている。噴気口に石が積み上げれているのは、有毒ガスを空気に馴染ませる意味合いもある。
霊場 恐山 地獄

噴気には所々名前が付けられている。ここは「無間地獄」。
火山ガスに着火する恐れがあるので、タバコはもちろん、ろうそく、線香など、火気厳禁である。
霊場 恐山 無間地獄

山の頂上付近にある慈覚大師堂。
霊場恐山 慈覚大師堂

慈覚大師堂を超えると、向こう側には賽の河原と極楽浜が見える。
噴気が出ている岩肌側を地獄に、宇曽利山湖を背景にした砂浜側を極楽になぞらえている。
賽の河原と極楽浜

地獄に落ちるのは嫌だが、ここにいると、極楽の景色より、地獄の景色に惹かれてしまう。
歩いて一汗かいたので、温泉に浸かって極楽気分でこの地を後にした。
霊場 恐山

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