軽自動車で車中泊&整備記録

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HBD-H42Vミニカバンで車中泊しながら各地を旅行。愛車のメンテナンスと、源泉かけ流し温泉を中心に各地の名所巡りを紹介。

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ミニカ H42V 3G83 タイミングベルト交換④ (ベルト取り付け)

ベルトテンショナーの交換

新しいベルトテンショナーを取り付ける。

GMB テンショナーベアリングGT90650 1個

プレーバーを使って、奥まで移動させてボルトを締めて仮止めする。
3G83エンジン ベルトテンショナー取り付け

スプロケット取り付け

クランクシャフトの金属プレートを取り付ける部分(断面の薄く赤い部分)には液体ガスケットが塗ってあったので…
3G83エンジン ベルトテンショナー

一応、液体ガスケットを塗って元の通りにしておいた。
3G83エンジン カムシャフトのプレート

クランクシャフトとオイルポンプのスプロケットを取り付ける。
空回りして、ボルトを締めつけることが出来ないので、どちらもコイツを使わないと無理。

ユニバーサルホルダー ロックタイプ STRAIGHT/19-680 (STRAIGHT/ストレート)

カムシャフトスプロケットナットの締め付けトルクは88±10N・m。
3G83エンジン カムシャフトプーリー取り付け

オイルポンプスプロケットナットの締め付けトルクは53±3N・m。
締め付けトルクは正確に。

BAL バル トルクレンチ 2059 ソケット付

3G83エンジン クランクシャフトプーリー取り付け

タイミングベルト取り付け

外したタイミングベルトの印を、新しいタイミングベルトに書き写していく。
1コマずれただけでもエンジンがバルブクラッシュを起こすので、慎重に写していく。

三ツ星ベルト タイミングベルトMFMB2019 1本

3G83エンジン タイミングベルト

印を付けたタイミングベルトと各プーリーの印を合わせて、取り付ける。
3G83エンジン タイミングベルト取り付け

タイミングベルトのテンション調整

交換したベルトにテンションをかける。仮締めしていたテンショナーのボルトを緩めて…。
クランクシャフトを回転させ、カムシャフトをマークの位置まで回す。
カムシャフトを回すとテンションが正確に掛からない。と言うか、ベルトが緩んでコマがずれる。
3G83エンジン タイミングベルト テンション調整

テンショナーは勝手に動く。正確なテンションを掛けるため、触らない。
テンション用のマークの位置まで来たら、テンショナーのボルトを本締めする。
ベルトテンショナーの締め付けトルクは25±4N・m。

合いマークの確認とバランサーシャフトの位置確認

クランクスプロケットを回して、合いマークが合っているか何度も確認する。
ここまで来れば、カムシャフトスプロケットを回してみても大丈夫なようだ。

ここからはベルトに書き写したマークは元の位置には戻らないので意味が無い。
回り止めを外し、クランクシャフトを何回か回転させて合いマークの位置まで来た時に、クランクシャフトとオイルポンププーリー、カムシャフトの合いマークがエンジン本体のマークと合えばベルトは正確にセットされている筈だが…。
3G83エンジン クランクシャフトプーリーとオイルポンププーリーの合いマーク

この状態から、再びバランサーシャフトに回り止めのドライバーを入れて、クランクスプロケットの切り欠きの歯が合いマークから時計回りに5~6歯…。
3G83エンジン バランサーシャフトの正回転方向の遊び

反時計回りに1~2歯で止まる”遊び”があることを確認。
これを確認することで、初めてバランサーシャフトの位置が正確にセット出来たことが分かる。
これを合わせていなくてもバルブクラッシュを起こす事は無いが、エンジンの異常振動によるトラブルに見舞われることになる。
3G83エンジンを載せている車で、エンジンの異常振動に悩んでいる時は、オイルポンプギアの位置も含めて確認した方が良い。
3G83エンジン バランサーシャフトの逆回転方向の遊び

実は、作業過程で知らない間に位置がずれたようで、”遊び”が間違っていた。
おそらく、オイルポンプカバーを外す時にずれたのだろうか?

バランサーシャフトの回り止めを外し、クランクとカムには触らずにオイルポンプだけ数回転させながら回り止めを出し入れし、ポンプの位置を修正した。
すごく焦って、エンジン始動の時にドキドキしたが事なきを得た…。
部品を外す時に、各歯車が動かないように注意するべきだった。

外した部品を元に戻す

クランク角センサーとセンシングプレートを元に戻す。
クランクプーリーを取り付ける。締め付けトルクは123N・m。
バランサーシャフトの回り止めをしたまま締め付ければ、ベルトの軋む音がして少し怖いが、なんとか締めることが出来た。が、お薦めしない。

これがあれば取り付け・取り外しが安心なのだが…。

ハスコー/HASCO クランクプーリーホールドレンチ/両口タイプ 三菱・日産軽自動車専用 CP-93MS

角センサー、ベルトカバー、オイルレベルゲージ、テンションプーリー他を取り付けていく。
Vベルト、その他外したものを付け忘れていないか良く確認。

最後の総仕上げ

エンジンオイルとクーラントを入れ、エンジンを掛ける前に、バランサーシャフトの回り止めを外す。
エンジン始動後はクーラントのエア抜きが必要。

Lisle(ライル) スピルフリーファンネル (ラジエタークーラント注入器)

取り付けてみて

  • 時間はかかるが、思っていた程の難しい作業ではなかった。
  • ベルト組み付けまでの作業が長いので、いざベルトを組み付けるときに集中力が持たなくなりそうだったので、次の日に組み付けた。
  • 交換前のタイミングベルトを見てみると、あともう少し使えそうだった。
  • ユニバーサルホルダーとトルクレンチは必需品だ。
  • ディーラーで整備士に訊くと「切れたなんて話はあまり聞きません。保障はしないですけど、15万キロ位大丈夫ですよ。」だって。仰る通りでした。
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